デイシーバスで鉄板バイブを投げるなら…
まっさきに候補になるのが
コアマンのアイアンプレート(IP)と
ジャッカルのビッグバッカーです。
どちらもよく飛ぶし巻くだけで使いやすい。
しかも長年使われている定番なので
「結局どっちを買えばいいの?」と迷いますよね。
僕なら
この2つは単純な飛距離だけでは選びません。
何を考えて選ぶのか?
コンパクトなシルエットとレスポンスで
シーバスをテンポよく探るならアイアンプレート。
大きめのベイト感と
レンジ・アクションの調整幅まで欲しいなら
ビッグバッカー。
この違いで考えると選びやすくなります。
今回は定番クラスとして
IP-26 IRONPLATE SC(75mm・26g)と
BIGBACKER 107(107mm・27g)を中心に
スペックだけでは分かりにくい使い分けまで比較しますね。
アイアンプレートとビッグバッカーはこんな人におすすめ
| 選ぶルアー | おすすめな人 |
|---|---|
| IP-26 アイアンプレートSC | シーバス中心/コンパクトな鉄板バイブが欲しい/高速巻きや広範囲のサーチをしたい/シングルフックの扱いやすさを重視 |
| ビッグバッカー107 | 大きめのベイトを意識したい/シーバス以外に青物・サワラ・ヒラメも狙いたい/レンジやアクションをアイ位置で変えたい |
同じ26〜27gクラスでも
75mmと107mmでは
シルエットがかなり違います。
ここが最初の重要ポイントです。
IP-26 SCとビッグバッカー107の基本スペックを比較
| 比較項目 | IP-26 IRONPLATE SC | BIGBACKER 107 |
|---|---|---|
| メーカー | COREMAN | JACKALL |
| 全長 | 75mm | 107mm |
| 重量 | 26g | 27g |
| タイプ | メタルバイブレーション | シンキング |
| フック | 専用シングルフック SC-M #2 | #8・3フックシステム |
| 特徴 | コンパクト・瞬間的な立ち上がり・トラブルレス性 | スリムロング・可変アイ・3フック |
| メーカー価格 | 1,400円+税 | 1,331円(税込表記) |
重さはほぼ同じなのに全長は32mm違います。
つまり、アイアンプレートは
小さなシルエットに26g。
ビッグバッカーは
107mmのベイトライクなシルエットに27g
という設計です。
シルエットの違い|小さく見せるIP、大きく見せるビッグバッカー
IP-26 SCは75mm26gという重量を考えると
かなりコンパクトです。
小型のイワシや
小さめのベイトを追っているシーバスにも
合わせやすいです。
そして、風がある日でも
重量を確保したまま小さく見せられます。
対するビッグバッカー107は
107mmのスリム&ロングボディ。
この大きさでビッグバッカーも
カタクチイワシに合わせる基準サイズとして
107を位置づけています。
そして、シーバスだけでなく
ブリ、サワラ、ヒラメまで
視野に入るシルエットです。
結論
ベイトが小さい
シーバスにコンパクトに見せたいならIP-26。
ある程度の存在感を出し
青物などもまとめて狙うなら
ビッグバッカー107です。
飛距離の違い|どちらも遠投向きだが考え方が違う
鉄板バイブを使う理由のひとつが
飛距離ですよね。
沖の潮目やブレイク
ナブラまで届かせたいときに
このタイプは本当に頼りになります。
IP-26 SCは専用シングルフック化によって
空気抵抗を抑え従来モデルより
飛距離と飛行姿勢が改善しています。
そして、26gの重量を
75mmのコンパクトボディに
詰め込んでいるのも遠投では有利です。
ビッグバッカー107も27gのメタル系ロングバイブで
さらに深場や遠投を狙うための
107HW・35gまで用意されています。
結論
26gクラスでコンパクトに遠投したいならIP-26。
さらに重量を上げて
沖や深場まで攻略したいなら
107HWまで選べるビッグバッカーが便利です。
アクションの違い|瞬間起動のIP、調整できるビッグバッカー
IP-26 SCで僕が面白いと思うのは
着水後やフォール後から
アクションへ入るレスポンスです。
アクション立ち上がり瞬間起動を
特徴として挙げています。
鉄板バイブは巻き始めてから
ブルブル感が出るまでの
立ち上がりが大切です。
なので、着底からすぐ巻く場面では
この差が使いやすさにつながります。
ビッグバッカーは
前後にアクションを変えられる
アイを持っています。
前方アイならタイトで浮き上がりを抑え
ファストリトリーブ向き。
後方アイならワイドに動き
浮き上がりやすくなるため
浅いレンジやスローな巻きにも対応できます。
結論
迷わず投げて巻くレスポンスの良さならIP。
速度やレンジに合わせて動きを変えたいなら
ビッグバッカーです。
フックの違い|シングルフックと3フックで性格が真逆
現行IP-26 SCの大きな特徴が
専用シングルフックです。
空気抵抗の軽減
フォール中のトラブル低減
バラシの減少キャッチ率向上を狙った
設計としています。
一方のビッグバッカー107は3フックシステム。
ショートバイトを拾いやすく
掛かった魚への荷重を
複数のフックに分散させる考え方です。
ここは好みがかなり分かれるところです。
フック同士の絡みや
フォール時のトラブルを減らしたいならIP。
とにかく触ったバイトを掛けたいなら
ビッグバッカーの3フックが魅力になります。
結論
トラブルレス性とファイト時の扱いやすさなら
IP-26 SC。
ショートバイトへの
フッキング機会を増やしたいなら
ビッグバッカー107です。
レンジ攻略の違い|ビッグバッカーは選択肢が多い
IPシリーズには13g、18g、26gなどがあり
重量を変えることで
水深や流れに対応できます。
特にIP-18はIP-26のシルエットを維持しながら
軽量化されスローリトリーブへの対応力を
高めています。
ビッグバッカーは80(25.5g)
107(27g)、107HW(35g)
128(44g)の4サイズ。
さらに107では前後のアイで
アクションと浮き上がり方を
調整できます。
結論
シーバス用鉄板バイブとして
重量違いで組み立てるならIPシリーズ。
浅場から深場大型ベイトまで
シリーズ内で広く対応したいなら
ビッグバッカーです。
釣り場別ならどっちを選ぶ?
港湾・河口のデイシーバスならIP-26
港湾や河口でベイトが小さく
シーバスだけをテンポよく探したいなら
僕はIP-26を選びます。
75mmのコンパクトボディに26gあるので
向かい風でも投げやすく
広い場所を効率よくチェックできます。
沖堤防・青物混じりならビッグバッカー
沖堤防のようにシーバスだけでなく
サワラや青物まで回ってくる場所なら
107mmの存在感があるビッグバッカーが
効果を発揮します。
さらに深い場所なら
35gの107HWへ上げられるのも便利です。
サーフなら狙う魚とベイトで使い分け
サーフではどちらも使えます。
小型ベイトを追うシーバスを狙うならIP。
イワシを追う青物やヒラメまでまとめて狙うなら
ビッグバッカー。
アイアンプレートがおすすめな人
- デイシーバスをメインに狙う
- コンパクトでも重い鉄板バイブが欲しい
- 高速巻きで広範囲を探りたい
- フォール時のフックトラブルを減らしたい
- シングルフック仕様を使いたい
ビッグバッカーがおすすめな人
- シーバス以外に青物・サワラ・ヒラメも狙う
- 大きめのベイトフィッシュを意識したい
- アイ位置でアクションを変えたい
- ショートバイトを3フックで拾いたい
- 35gや44gまで重量を上げて深場も攻略したい
迷った場合の結論|僕ならこう使い分ける
どちらか1個だけルアーボックスへ入れるなら
僕はターゲットで決めます。
- シーバスをメインにコンパクトに探る → IP-26 SC
- シーバス+青物まで広く狙う → ビッグバッカー107
そして、この2つは完全なライバルというより
使い分けできる組み合わせです。
ベイトが小さいときはIP。
イワシが大きい青物が混じる
もう少し存在感が欲しいならビッグバッカー。
こうローテーションすると
鉄板バイブの釣りが
かなり組み立てやすくなります。
アイアンプレート vs ビッグバッカー最終比較
| 重視するポイント | 選びやすいモデル |
|---|---|
| シーバス中心 | アイアンプレート |
| コンパクトシルエット | アイアンプレート |
| シングルフック | アイアンプレートSC |
| 青物・サワラも狙う | ビッグバッカー |
| ベイトライクなロングボディ | ビッグバッカー |
| アクションをアイで変更 | ビッグバッカー |
| 35〜44gまで重量を上げる | ビッグバッカー |
よくある質問
初心者ならどちらが使いやすい?
シーバスが目的なら
IP-26 SCはかなり使いやすいですよ。
投げて沈めて巻くという
鉄板バイブの基本を実践しやすく
現行SCはシングルフックで
トラブルレス性も意識されています。
青物も狙いたいなら
ビッグバッカー107から始めるのもありです。
ビッグバッカー107と107HWはどう使い分ける?
107は27g、107HWは35gです。
通常のシーバスや中層サーチなら107
強風時や深場さらに遠投したい状況では
107HWが使いやすくなります。
IPシリーズは26g以外もある?
あります。
現行IP SCシリーズには13g、18g、26gがあり
釣り場の水深や流れ必要な飛距離に合わせて選べます。
まとめ|重量ではなくシルエットと狙う魚で選ぶ
IP-26 SCとビッグバッカー107は
26gと27gで重量はほぼ同じです。
でも、実際のキャラクターはかなり違います。
コンパクトな75mmボディで
シーバスをテンポよく探るならアイアンプレート。
107mmのロングボディで
シーバスから青物まで広く狙うなら
ビッグバッカー。
鉄板バイブは重さだけで選びがちですが
僕ならベイトサイズとターゲットまで見て決めます。
そのほうが「同じ重さなのになぜ釣果が違うのか」が
分かりやすくなりますよ。
